『Sha-ra-run』利用体験記

平成15年度会員様で合格者の“愛ラブあんこ”さんが、どのように『Sha-ra-run』利用したか体験記を書いてくださいました。

『Sha−ra−run』利用方法の参考になると思いますので、ご紹介します。
(ちなみに平成15年度会員の有料期間は5月から本試験日までの4箇月弱でした)
すべてご本人による作成で、Haruは内容には一切手を加えていません(リンク先だけ操作)。
ぜひ一読を

<目次>
1.プロローグ?

2.Sha-ra-run との出会い
3.Sha-ra-run とのお付き合い
4.エピローグ?

ご本人提供の本人像だそうです→

1.プロローグ?】

私は怠け者ではないと思いますが面倒くさがり屋です。 やり直しとかモノ探しとか、はたまた文書の手書きという行為すら 大いにキライ です 、と前置きをします。 そして、私は平成15年度に合格した者ですが、以下は私の Sha-ra-run 利用方法であり、合格体験記ではないことをお断りしておきます。


2.Sha-ra-run との出会い】

この資格取得を志したキッカケはさて置き、勉強を始めたものの、学生時代も社会人としても畑違いのことをしていたためか、仕組みが理解できない、用語も数字も記憶できない、この資格は自分に向いていないのかと落ち込む、などなど悪い方へと気持ちが増幅していくだけでなく、

  1. この用語は前にどこかで見た覚えがあるけど探すのが・・・。用語索引を設けろよ・・・

  2. この法のこの項目は確かあの法のえ〜っとこの辺りの、そうそうこのページのこれと関連してるんで・・・。参照先を記載しろよ・・・

  3. 法改正の冊子か。う〜ん、こんなボリュームがこの時期にならないと手に入らないのかなぁ・・・?せめて項目ごとにページを分けて差し替えやすくしろよ・・・

  4. 一般常識は厚生労働白書の対策もしろ・・・って、どうやって???1文で指南したつもりになるなよ・・・

などとマゴついてばかりの1年目でした。
「・・・でも、なんて非効率なことをしているんだろう。 そもそも い〜んふぉ〜め〜しょん てぇくのろじぃ(Information Technology)などと謳っている通信教育の教材なのに煩わしさばっかりを覚える。」
と吐き捨てようとするセリフを抑えながらもそれとなく教材に八つ当たりすると、
『それらを克服できたとき、血となり肉となっているのです。』
とでも言いたいのか、何も回答はもらえませんでした。

ま、試験であれ実務であれ研修であれ芸術やスポーツであれ、前述の『』内は重要なことだとは思います。 加えて情報過多になっては泥沼にハマルと思い、教材以外はほとんど手をつけませんでしたから、血や肉どころじゃなかったでしょうね。

でも、それらを克服するには、私の経験や環境では独学とか通信教育ではダメだと思い、2年目は交通費と時間を余分に使って通学をしてみました。 「法や仕組みを知っている人に聞いて理解できるのなら、自分で時間をかけて教材を読んで考えたり参考文献を探して知識を深めるよりは近道だろう」と考えたのです。 なので、後述することは独学や通信教育で試験に臨まれる方々には語弊があるかもしれません。

通学先の担当講師は仕組み中心にテキストの補足を加えて下さり、内容を吟味して試験情報を提供して下さっているようでしたので、情報過多を心配することなく、他の受講生が別の情報を持っていてもあえて気にとめず、大げさに言うなら講師と心中するつもり勉強をしていきました。 ただ、前述の 1. と 2. はせっせとテキストに書き込んで、関連項目を探す時間とそのストレスを省くことは自身の手でやっていきました。 また、この講師なら 3. と 4. はなんとかして下さるだろうと考えていました。

が、講義が進んでいくうちに、「これは誤植」とか「この解説では条文と意味が食い違う」という箇所がテキストにあったり、テキストには載っていないけれど知っておくべき条文がレジュメに記載されたりすると、受験六法なるものの必要性を感じないではいられなくなります。 

正直に言うと、文章を読むのも好きではないので、「いちいちページをめくって条文を探すというのは・・・ 絶対にやりたくないっ!という性分です。 紙という媒体にはハイパーリンクがありませんから、探し当てた条文が他の条文や法附則を指していると、いろんなページを行ったり来たりしなくちゃいけないし・・・。 そこで、ひょっとして条文をHTMLで掲載しているモノ好きな人がいるのでは・・・。いれば面倒くさがり屋の逃げ道が見つかると思い、『社労士 条文』みたいな感じ(正確には覚えていません)で検索エンジンに入力し、これにヒットしたのが Sha-ra-run だったのです。
(ふぅ、やっと本題に入れそうですね。

 


3.Sha-ra-run とのお付き合い】

トップページにも記載されていますが、Sha-ra-run法令等の掲載をメインにしたサイトです。 そして、私にとって Sha-ra-run は受験六法の代わりでした。 つまり、条文そのものに目を通したかったわけです。 

というのも、資格学校のオリジナルテキストには条文とその解説が記載されているものがあるようですが、私の通学先は市販の基本書をテキストとして使用していて、条文番号とその解説が記載されていることが多かったからです。 (Sha-ra-run を使用したいがためにモバイル端末を持ち歩くことまでは考えませんでした。)  

そこで、誤植部分は別として、テキストの解説文と条文が大きく違うものやテキストに載っていない条文をワードのファイルにコピーし、適当に加工したものをプリントアウトしてテキストの解説文やその付近のページに貼り付けました。

 要するに、市販の基本書を資格学校のオリジナルテキストレベルのものに仕上げていったのです。 自己満足ではありますが、1年目の不安と不満をうれしく感じていました。

なお、適当に加工とは、選択式対策になるように重要語句や用語をすることです。(ぅ〜・・・、もはや重要語句や用語だけでは選択式対策とはならなくなってきたようにも感じますが・・・)

こんな具合に条文とその解説とを照らし合わせて学習すると、そこで初めて自身の中でシックリくることが度々ありました。 例えば国民年金法第20条(併給の調整)第1項は、恐らく市販の基本書には条文そのものは 載 っ て い な い の で は ? と思います。 基本書は過去の出題傾向をベースに作られた受験対策本です。試験で問われた内容から条文を解説してあると、解説の論点が出題部分のみに集約されていることがあります。  

こんな場合は、条文をよくよく読むとテキストには何故こんな解説がしてあるのかが何となく解かってきたりしませんか?  また、この条文の○X年金という用語をマーカーで塗ってシートで隠すと、自身が仕組みをどの程度理解しているかが解かりますよね。(装飾部分は選択式対策だけではなく理解度の確認にも使えるのです。)

ただし、どの条文でも装飾する箇所は講義の内容を反映しました。 つまり Sha-ra-run の装飾とは必ずしも一致しません。  なお、未掲載の法が一般常識にありますが、そこまで目を通して別の得点を確保するほどの実力は私にはないと割り切りました。

そうこうしているうちに、講義の復習の時点 = Sha-ra-run で条文を追いかけている時点で必然的に改正内容をテキストに反映することとなりました。 後に受けた法改正講座で初めて目にする項目は、講座内容の半分もなかったでしょうか。 古い情報で法改正講座を受ける6月くらいまで勉強するのは ナンセンス です。 で、法改正講座を受けた理由は、

  1. 講師にふるいにかけてもらった情報のみを試験対策として使用する

  2. なぜここが改正されたのか、その理由や背景の説明を講師から受ける

ためです。 講師がその理由や背景をご存知であれば理解が深まりますし、ご存知でなくても質問することにより記憶に留まると考えたからです。

かなり短いのですが、受験生としての私の Sha-ra-run 利用方法はこの程度、言わば、テキストを使いやすくする手段の1つです。 

横断集に関しては、自前の横断・縦断学習用の一覧表作りでどのように整理するかを迷った時に利用した程度で、一覧表で何をまとめるかは講義で使用したレジュメの内容や問題集と模擬試験の出来不出来で決めたように記憶しています。 

必要なモノを探して Sha-ra-run にたどり着いたわけですが、社労士の試験勉強と Sha-ra-run のコンテンツが必要十分なわけでもなく、すべてのコンテンツを利用しないと罰則が適用されるわけでもありませんから、使えるところをフルに活用すればいいのです。 でも、テキストを疎かにしていたなら、たまたま Sha-ra-run を見つけたとしても利用するアイディアが浮かばなかったかもしれません。

・・・話を繋げにくいのですが、私なりに Sha-ra-runお勧め利用法があります。
不得意分野を把握したり、できればそれを克服するのは必要なことです。 ですから平成15年12月に新設された過去問一覧出題分野(例として労基の一覧にリンクしましたbyHaru)の掲載。この存在と利用は横断・縦断学習にも関連させて ごく有益 だと思います。 

例えば横断であれば、厚生年金保険法の適用事業関係をよく間違える場合は、健康保険法やその他の法の適用事業関係も知識として定着していない可能性があります。他の法の適用事業関係の問題(Sha-ra-run を利用すればすぐに問題文に行き着きます。)も平行して解いたり、テキストを確認してみて下さい。 なお、私は自分で過去問と出題分野の対応表を作りました。
ちなみに、分野単位の横断学習を皿回しと言うそうです。



4.エピローグ?】

とまぁ、こんな具合に Sha-ra-run と講師と教材を利用して、なるべく自分自身の労力を使わないようにしてでも面倒を省くための労力は惜しまず、2度目の受験で平成15年度になんとか合格をもぎ取れたのです。 (再々受験となっても Sha-ra-run の利用方法を変えるつもりはありませんでした。 単に他にアイディアがないだけですが・・・。

ただし、試験では知識の定着度が勝負ですから、教材は何度も何度も読み返しました。 こればっかりは自分自身の労力を使わないわけにはいきません。 講義を聴いたり質問したりして「なるほど!」と思ってもすぐに忘れてしまいますから。

よって、私の受験勉強の大きな流れは、教材を安心して反復学習ができるようなものへと受験追い込み期までに仕上げることSha-ra-run の利用はそのための1つの手段とも言えるでしょうか。 そして、講師に質問しても理解できないところは語呂合わせで記憶したり、下表のような一覧のロケーション(何をどこに書いたか)

資格喪失日
要件国年厚年
1号任意加入特例任加任意単独高齢任意第4種
任意脱退の承認を受けた・・・翌日規定なし
資格喪失の申出が受理された…規定なし当日翌日
老齢給付等の
受給権取得
喪失せず翌日喪失せず翌日規定なし
被保険者期間
が20年到達
規定なし翌日



で頭に叩き込んだり、ある意味前向きにあきらめたりしました。 なお、語呂合わせに関しては人気講師や高得点合格者も利用していらっしゃいますから、すべてを理解する必要もない試験とも言えますかね。