社会保険労務士受験に
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わからない方へ送る法律別の学習方法

雇保

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労働保険の保険料の徴収等に関する法律(労働保険徴収法)

「労働保険徴収法(さらに略して『徴収法』)」は、労災保険と雇用保険を一体的なものとして取扱い、保険料の徴収・納付等に関する事務を簡素化することを目的とした法律です。
この徴収法なんですけれども、実は、「雇用保険法同様、とっても実務色が強い」法律でもあります。したがいまして、初学者の方はきちんとした対策をとらないと「苦手な科目」になりかねないんですね。そこで、具体的な学習方法を論じる前に、試験の出題形式をおさえておきましょう。

まず、択一式試験は、労災保険法及び徴収法として3問、雇用保険法及び徴収法として3問、計6問が出題されるということになります。これって大きいですよね?「択一式試験全体として考えるた場合、労基法や労災保険法、雇用保険法とほぼ同じ問題数」が出題されるのですから。他の科目の影に隠れがちな徴収法ですが、きちんと理解して得点源にできるか、それとも苦手科目としてしまうかで、合否が大きく左右されてしまうのです。

ちなみに、択一式試験全体で考えた場合、労災保険法、雇用保険法及び徴収法は、「1点でも多く得点を稼ぎたい科目」でもあります。実は年金科目や一般常識科目は非常に難易度が高く、足切りライン(4点)をクリアするのでやっと、といった事態も想定されます。そうなった場合、総合点(平成15年試験は44点)としての合格ラインをクリアするためには、「より多く得点できる科目で1点でも多くとる」ことが至上命題となってきます。その鍵を握るのが徴収法といっても過言ではないのです。

一方、選択式試験は、労災保険法、雇用保険法及び徴収法の3科目のうちから2科目とされているものの、近年は徴収法からの出題はありません。とはいっても、試験範囲に含まれている以上出題の可能性はあるわけですから、最低限の対策はしておくべきでしょう。

徴収法が、いかに社労士試験における「曲者的存在」であり、かつ、「合格のために避けては通れない科目」であるか、ご理解頂けたと思います。でも、ご安心下さい。きちんとした学習法を実践すれば心配ご無用です。「他の多くの受験生が苦手とする徴収法をしっかりマスターして、一歩リードするぞ!」くらいの意気込みで学習していきましょう!

適切な学習方法for択一式

@ これはやめましょう…「いつまでも基本書とにらめっこ」
  徴収法の学習を進めていくと、期限、起算日、納付先等々、あまりの規定の細かさにうんざりする方も多いと思います。実務経験のない初学者の方であればなおさらです。そんな法律を、「基本書を端から順に丸暗記しよう」なんて考えたらいつまでたっても先に進めません。それどころか、以前押さえたはずの規定も記憶のかなたに。。。という悪循環に陥ります。基本書の反復はとても重要です。が、いつまでも基本書だけにこだわるのは得策とはいえません。
A ではどうするか?「早い段階から過去問を活用しましょう」
  徴収法に関しては、「他の科目以上に、早い段階から過去問を活用する」ことをお勧めします。特に実務色の強い徴収法は、「出題パターン・論点を把握」しつつ、基本書の学習を進めていくほうが効率的です。と、いうより、前述のとおり細かい規定が多すぎて、「完全にマスターしてから過去問へ」なんて考えているといつまでたっても基本書から抜け出せないのです。基本書にざっと目を通したら、過去問にチャレンジ。この段階では、まったく歯がたたないはずです。しかし、それでよいのです。基本書⇒過去問⇒基本書⇒過去問…と繰り返すうちに、無理やり暗記しようとしなくても、ポイントとなる規定を優先的に押さえられるようになるはずです。ある程度、基本書の内容を押さえてから過去問に移行する他の科目に比べ、徴収法はその活用方法を少し工夫すると、格段に学習効果が高まります。
B 計算、計算、計算…そんなに難しくないですよ。
  法律名からもご理解頂けるように、「保険料=お金」に関する法律です。いわずもがな、計算問題が出題されます。計算そのものは決して難しいものではありませんが、計算の基礎に含めるもの、含めないもの、保険料徴収の対象となる者、ならない者等々、さまざまな要件を判断して、計算をしていくので、うっかりすると、すぐにミスをしてしまいます。この対策としても、(2)のとおり、「過去問の活用」が有効です。とにかく、「出題パターン」を押さえてしまうのです。過去問を解いてみるとお分かり頂けると思いますが、このパターン、よ〜くみると、実はそんなに多くないんですね〜。その事に気付いてしまえば、計算問題に対する苦手意識なんてどこかにいってしまいますよ♪
C まずは余白にカレンダー
  徴収法の学習を進めていく上で、重要なポイントとなるのが「期限」です。この期限、「○○した日の翌日から△△日以内」というように規定されていますが、これが結構落とし穴。頭の中で考えると必ずといってよいほどミスをします。うっかり暦に存在しない日(例えば4月31日とか。笑っているそこのあなた。他人事ではありませんよ。焦っていると、結構しでかすものです)をカウントしてしまったり。。。本試験でも余白は自由に使えます。遠慮せずにカレンダーを書いてみて、数えてしまうのが一番です。

 

適切な学習方法for選択式
択一式対策の延長としての選択式対策を心がけましょう

実際問題として、「近年、選択式問題としての徴収法の出題はない」のですから、敢えて選択式対策に必要以上の労力を費やすのはあまりお勧めできる方法ではありません。

択一式対策が、そのまま選択式対策となり得るはずです(合格する上位8〜9%の受験生と同じことをしておけばいいんです。彼らは、「より出題される可能性の高いもの」について、学習時間を割いているはずですよ)。

強いて具体的な選択式対策を挙げるとすれば、「条文の単語を端から押さえるというよりも、計算問題が選択式として出題されたときに困らないようにしておく」ことですね。出題する側としては意外と簡単に問題が作れそうですし、計算問題の場合、最初の空欄の解答を間違えると、以後の空欄の解答がすべて誤答、なんてことにもなりかねませんので。

 

インターネット社労士法令集『Sha-ra-run』 活用法

 基本書は整理された状態で掲載されているはず。それはもちろん勉強しやすいためだけど、条文の記載はほとんどないですよね。一応どんな風に条文に書かれているか確認してみるのも、理解を深める手段のひとつ。施行規則・施行令にリンクされているから、数字が絡む規定も簡単に確認できます。

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最終更新日:17/01/16

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